これが東京藝大の美術史だ!! 初心者から専門家までが絶賛の声『東京藝大で教わる西洋美術の見かた』4刷重版決定!

世界文化社は、東京藝術大学准教授・ 佐藤直樹⽒の講義「⻄洋美術史概説」全15回を1冊の本にまとめた『東京藝⼤で教わる⻄洋美術の⾒かた』(2021年1⽉27⽇発売)の4刷重版を決定しました。

■「ディープなのにわかりやすい!」と美術好き初心者から専門家までが絶賛。反響の声続々!
東京藝大の授業が1冊の本になった『東京藝大で教わる西洋美術の見かた』。著者の東京藝術大学准教授・佐藤直樹氏は、「バランスよく作品を知るより、個々の作品に対する具体的なアプローチを学んだほうが、実は美術鑑賞のコツを得るには手っ取り早い」「つながりこそ美術史の要」と語ります。藝大で開講する佐藤准教授の授業「西洋美術史概説」を全15回の講義形式で構成。東京藝大の授業を受講した気分になれる1冊です。また本書は、2021年後期より、東京藝大「西洋美術史概説Ⅲ」の教科書に採用が決定しました。

  • 作品同士がどんどん結びつき、頭の中に西洋美術のネットワークが構築されてくる

■2人の天才によって、イタリアとドイツで同時に起きていた「美術革命」!?
2人に共通する終末のビジョンを提示し、同時代性や情報流出の可能性などを状況証拠で探る。

レオナルド・ダ・ヴィンチが「ドーリアの板絵」に潜ませた「髑髏」。アルブレヒト・デューラーが《メレンコリアⅠ》に仕組んだ「染み」。同時代に生きた2人の天才は、作品に潜在するイメージを見つけ出せた人にだけ、作品のほんとうの意味が伝わる仕掛けを作りました。表現方法をめぐる「美術革命」は、アルプスの南と北で同時に起きていた。豊富なカラー図版で、ディープな謎をわかりやすく解説していきます。

【 メディアで話題 】

● 西洋美術史上の傑作《ヘント祭壇画》に隠された画期的な発明とは?
● デューラー《メレンコリアI》の「染み」が問いかける謎とは?
● レオナルド「ドーリアの板絵」に隠された「髑髏」は何を意味する?
● カラヴァッジョ《聖マタイのお召し》で、マタイはどの人物か?
● アングルも作品制作に使っていた光学機器、カメラ・ルチダとは?
● 名作《オフィーリア》の作者ミレイが描く少女像に隠された秘密とは?
● 誰もいない室内画を描いたハマスホイと現代人がもつ不安感とは?

答えは、書籍の中に…。

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『東京藝大で教わる西洋美術の見かた』
■著者:佐藤直樹
■発売日:2021年1月27日
■定価:1,760円(税込)
■発行:株式会社世界文化社

<目次>
はじめに
第1回 序章 古典古代と中世の西洋美術
第2回 ジョット ルネサンスの最初の光
第3回 初期ネーデルラント絵画① ロベルト・カンピンの再発見
第4回 初期ネーデルラント絵画② フェン・エイク兄弟とその後継者たち
第5回 ラファエッロ 苦労知らずの美貌の画家
第6回 デューラー ドイツ・ルネサンスの巨匠
第7回 レオナルド イタリアとドイツで同時に起きていた「美術革命」
第8回 カラバッジョ バロックを切り開いた天才画家の「リアル」
第9回 ピーテル・ブリューゲル(父) 中世的な世界観と「新しい風景画」
第10回 ゲインズバラとレノルズ 英国で花開いた「ファンシー・ピクチャー」
第11回 19世紀のローマ① 「ナザレ派」が巻き起こした新しい風
第12回 19世紀のローマ② アングルとその仲間たち
第13回 ミレイとラファエル前派 「カワイイ」英国文化のルーツ
第14回 シャルフベックとハマスホイ 北欧美術の「不安な絵画」
第15回 ヴァン・デ・ヴェルデ バウハウス前夜のモダニズム
あとがき