脚本家・内館牧子が、歌い継いでいきたい童謡・唱歌への思いをつづったエッセイ『消えた歌の風景 PART2─忘れたくない 21 の童謡・唱歌』5月18日に発売
清流出版株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:松原 淑子)は『消えた歌の風景PART2』(内館牧子 著)を 2022年5月18日に発売いたします。
四季折々の古きよき歌への思いを込めて、懐かしい日本の風景や美しい日本人の心をつづった本作は、オールカラーで歌詞と歌の情景も楽しめる一冊となっています。
URL:http://www.seiryupub.co.jp/books/2022/04/part2.html
突然の急病で一命を取りとめたときに頭の中で流れた「ふじの山」、被災地の避難所で女子高生が歌った「里の秋」、内気だった少女時代の思い出を重ねた「春よ来い」──。
- 歌は、多くのことを私たちに教えてくれる。
童謡・唱歌の世界には、かつての日本人の生き方や心情が、色濃く出ています。以前は祖父母や両親が教えてくれたり、学校でも習った童謡や唱歌が歌い継がれておらず、消えつつある。このままでいいのかという危惧を抱いた内館牧子さんが、古きよき歌への思いを込めて綴った珠玉のエッセイです。
オールカラーで歌詞と歌の情景のイラストも楽しめる、心に響く美しい1冊です!
目次
~はじめに~ないしょ話
春の歌 思い出のアルバム/どこかで春が/青葉の笛/やさしいおかあさま/野ばら
夏の歌 てるてる坊主/たなばたさま/浜辺の歌/宵待草/五木の子守唄
秋の歌 里の秋/月/山のロザリア/とんぼのめがね/やぎさんゆうびん
冬の歌 たきび/ふじの山/雪の降る街を/春よ来い/四季の歌
【著者略歴】内館牧子
1948年秋田市生まれ、東京育ち。武蔵野美術大学卒業後、13年半のOL生活を経て、1988年脚本家としてデビュー。テレビドラマの脚本は「ひらり」(1993年第1回橋田壽賀子賞)、「毛利元就」(1997年NHK大河ドラマ)など多数。小説家、エッセイストとしても活躍。2003年、大相撲研究のために東北大学大学院に入学、2006年3月修了。著書に『終わった人』『すぐ死ぬんだから』『今度生まれたら』(共に講談社)、『小さな神たちの祭り』(潮出版社)、『男の不作法』『女の不作法』(共に幻冬舎)、『消えた歌の風景PART1』(清流出版)など。
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書名:消えた歌の風景 PART2 ─忘れたくない21の童謡・唱歌─
著者:内館牧子
出版年月日:2022/5/18
判型・ページ数:A5版変型・並製・176頁
定価:1760円(税込)