『超訳 自省録 エッセンシャル版』発売!哲人ローマ皇帝 マルクス・アウレリウスの人生訓が文庫サイズになりました
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(本社:東京都千代田区、取締役社長:谷口奈緒美)は2021年11月19日に『超訳 自省録 エッセンシャル版』(佐藤けんいち:編訳)を刊行しました。
- 世界中のリーダーに2000年にわたって読み継がれる名著『自省録』
世界各国のトップリーダーたちも愛読してきた『自省録』。南アフリカで人種差別アパルトヘイトと戦い、投獄されたネルソン・マンデラ氏は、獄中に差し入れられた『自省録』を繰り返し熟読したといわれます。また元アメリカ大統領ビル・クリントン氏も愛読したひとり。大統領退任後も1年に1回はかならず読み直しているとインタビューで語っているそうです。
『自省録』を残したマルクス・アウレリウスは、実在のローマ皇帝でありながらストア派最後の哲学者といわれます。『自省録』にも、ストア派哲学の下記の信念が色濃く残されています。
・他人に振り回されることなく自分自身のことに専念する姿勢
・目標に向けてセルフコントロールするマインドセットをつくりあげる習慣
この2つの考え方は、シリコンバレーの起業家たちやアスリートにも人気を呼んでおり、2000年という時を超えて、哲学者でもあるローマ皇帝マルクス・アウレリウスの人生訓が現代を生きるリーダー達の胸に響き続けています。
- 実は日本人にもなじみ深い内容が語られている『自省録』
「哲学」と聞くと少し敬遠しがちな方にとっても、読んでみるとすんなりと受け取りやすく、日本人の肌感覚に合う内容が多いのが『自省録』の特徴です。
たとえば
・「すべてが瞬間ごとに変化していること」(=無常)や、「すべてがつながっていること」(=縁起)を強調したブッダの思想に通じるものがある
・「いま、ここ」に集中するべきと説く禅仏教や上座仏教がルーツの「マインドフルネス」を連想させるものがある
・老子や荘子などの老荘思想が説く「タオ」(=道)にも通じる自然観がある。
それ以外にも、武士道に通じるような日本的な運命受容と肯定の思想を見いだすこともできるなど、多様な観点でマルクス・アウレリウスの言葉を読んでみるのもオススメです。
- 累計60万部超えのディスカヴァー・クラシック文庫シリーズの第18弾!
今作は、『超訳ニーチェの言葉エッセンシャル版』をはじめ、累計で60万部を超えるクラシック文庫シリーズの第18作目。
いつでも・どこでも・どこからでも読めて、あなたの背中を押す名言シリーズに、『超訳自省録』がラインナップに加わり、更に個性豊かになりました。
本書では『超訳 自省録 よりよく生きる』のエッセンスをまとめています。
また、本書『超訳 自省録 エッセンシャル版』だけの購入者ダウンロード特典として、「よきリーダーになるために知っておきたいマルクス・アウレリウスの名言」を収録。多くのリーダーの心に留めておいてほしいマルクスの名言を、簡潔にわかりやすくしてお届けします。
- 書籍概要
【目次】
はじめに ローマ皇帝マルクス・アウレリウスと「自省録」について
I 「いま」を生きよ
II 運命を愛せ
III 精神を強く保て
IV 思い込みを捨てよ
V 人の助けを求めよ
VI 他人に振り回されるな
VII 毎日を人生最後の日として過ごせ
VIII 自分の道をまっすぐに進め
IX 死を想え
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タイトル:『超訳自省録 よりよく生きる エッセンシャル版』
発売日:2021年11月19日
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:文庫判/224ページ
ISBN:978-4-7993-2792-0
定価:1320円(税込)