千葉ともこ 新作『戴天』 文庫本『震雷の人』発売決定 山田章博 単行本装画イラストを公開
株式会社文藝春秋(本社:千代田区紀尾井町 社長:中部嘉人)は千葉ともこさんの新刊単行本『戴天』と文庫本『震雷の人』の発売決定、および人気漫画家・イラストレーター山田章博さんの単行本装画を公開します。
『震雷の人』で第27回松本清張賞を受賞した、千葉ともこさんの新刊『戴天』は5月10日に発売。受賞後一作目となる本作は、唐・玄宗皇帝の時代を舞台に、熱き男たちの魂の闘いを描きます。そしてこの度『震雷の人』も6月7日に文庫化が決定しました。運命に抗う兄妹の、ロマン香る大河小説です。
両作の発売にあたって、装画を担当されるのは山田章博さん。漫画家・イラストレーターとして国内外で高い人気を誇り、『十二国記』(小野不由美・著)の装画でも広く知られています。今回公開した単行本『戴天』装画では、主要登場人物達が一堂に会しており、雄大で力強い作品世界が見事に表現されています。
●『戴天』あらすじ
唐・玄宗皇帝の時代。皇帝は政治を疎かにし、宮廷では佞臣が暗躍していた。身体を欠損し失意のうちに従軍した崔子龍は、権勢を振るう宦官・辺令誠の非道に憤り、天童と謳われた真智は、義父の遺志を継いで皇帝を糺そうとしていた。そこへ、安禄山挙兵の報が届く。彼らの闘いは、この国をどこへ導くのか――。胸を熱くする圧巻の中国歴史長編。
●『震雷の人』あらすじ
〈安史の乱〉により未曾有の混乱に陥った唐で、言葉の力を信じ、戦禍の流れを変えるべく奔走した顔季明。彼の言葉を胸に、武芸に秀でた許婚の張采春は故郷を出奔し、采春の兄の張永は叛乱軍との戦へ身を投じた。袂を分かった兄妹の運命は戦場にて思わぬ形で交差する――。松本清張賞受賞の大河武侠小説。
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●『戴天』商品情報
出版社:株式会社文藝春秋
判型:四六判並製 376ページ
発売日:2022年5月10日
定価:1980円(税込)
ISBN:978-4-16-391537-1
書誌ページ:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163915371