つるの剛士さん推薦！NHK「すくすく子育て」元司会が教える『子どもを伸ばす言葉　実は否定している言葉』発売

2023年3月30日2023年4月7日

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン（本社：東京都千代田区、取締役社長：谷口奈緒美）は2023年3月25日に『子どもを伸ばす言葉　実は否定している言葉』（天野ひかり・著、とげとげ。・マンガ）を刊行

よかれと思ったその言葉が実は子どもを否定していたら？

「早くしなさい！」
「どうしてやらないの？」
「何度言ったらわかるの！」
「ちょっとちがうね」

子育てに奮闘するお母さん・お父さんは、こんなことを子どもに言う場面も多いかもしれません。その裏には、「自分でできる子になってほしい」、「なんでも上手にできる子になってほしい」という思いがあることがほとんどでしょう。
親としては、子どものためを思って言っている言葉ですが、言われた当の子どもたちはこんなことを感じています。

「早くできない自分じゃダメなの？」
「自分のやり方でやってみたいのに」
「別のことに今夢中なんだけど」

このように、子どもからすると、自分を否定されたように聞こえてしまうことがあるのです。
親としては正しいことを教えているつもりなのに、子どもには親の真意は伝わっていません。

親の真意を伝えるには、視点を変える必要があります。
それは「親の言うことを聞かせる言葉」から、「子どもの判断を認める言葉」に変えること。つまり、「こうすべき」という親の価値観から、子ども一人ひとりを「そのまま認めること」への転換が必要なのです。

この言葉の転換ができると、子どもは、自己肯定感が育ち、自分の判断に責任を持ち、考える力を伸ばせます。この繰り返しで、自分に自信を持ち、考え、行動できる「自律する力」を育てることにつながります。最終的には親が指示しなくても自らの力で歩んでいくことができるようになります。

親子コミュニケーションのプロが教える“子供を伸ばす言葉”

著者はNHK「すくすく子育て」元司会で、現在は「NPO法人親子コミュニケーションラボ」代表理事を務める天野ひかりさん。
「NHKすくすく子育て」での学びを活かし、親子のコミュニケーションを高めるオリジナルプログラムを開発して、講座や講演を各地で行なっています。これまでに５万6000人以上の親子、祖父母や先生方が参加し、子育てのリアルな悩みに向き合ってきました。

本書では、著者がこれまで多くのお母さん、お父さんから実際に相談された悩みの中から、特に多くの方が抱えているお悩みを章ごとに集め、親と子どもの視点の違いについて解説しています。
その違いが明確に伝わるように、ある家族が登場する4コママンガで、NGとOKの言葉を対比して描いています。

ゲームばかりやっている子どもを叱らずにやめさせられるか、電車の中で騒ぐ子どもを落ち着かせるにはどういう言葉をかければいいかなどの日常のお悩みから、ジェンダー教育は何から始めればよいか、性教育のポイントなど子育てのトレンドもおさえています。

子育てがラクになって、子どもの自己肯定感もあがる、今日から使える「声かけ」の正解が満載の1冊です。

書籍概要

【目次】
はじめに
第1章　子どもの視点に立ってみる言葉
子どもの自己肯定感は、親の言葉かけで決まる？／ゲームばっかりやっているとき、叱らずにやめさせられる？／ご飯の前なのに、お菓子を欲しがったら、我慢させる？あげる？他
第2章　子どもが自分で考え始める言葉
子どもが悪口を言い出したら、どう反応したらいい？／子どものやりたいことは認めたい。でもなかなか寝ないときはどうする？／自分からお手伝いする子になってほしい　他
第3章　子どもの力を認めて伸ばす言葉
子どもの習い事選びで失敗したくない！／「買って買って！」が止まらないときはどうすべき？／きょうだいゲンカを解決する効果的な方法は？　他
第4章　子育ての不安が消える言葉
小学校入学までにできるようにしておくたった一つのことは？／他の子はできるのに、わが子はできない……と思ったら？／子どもが仲間はずれにされないか心配。普段からどんな言葉をかけるべき？　他
おわりに　答えは目の前の子どものなかにある