【新刊】『大活字本シリーズ 芥川龍之介⑦ 舞踏会』を刊行しました
専門書を中心とした書籍の出版を手掛ける、三和書籍(所在地:東京都文京区音羽、代表取締役:髙橋 考)は、『大活字本シリーズ 芥川龍之介⑦ 舞踏会』(3500円+税)を刊行しました。 全国の書店や、Amazon、楽天ブックスなどのインターネット書店でお求めいただけます。 『大活字本シリーズ 芥川龍之介⑦ 舞踏会』の詳細は、以下のURLからご覧いただけます。https://sanwa-co.com/9784862514066/
シリーズ第7巻として、「舞踏会」「蜃気楼」「奉教人の死」「素戔嗚尊」「或る阿呆の一生」の5作を大活字、読み仮名付きで収載している。「舞踏会」は芥川中期に書かれた短編小説。鹿鳴館を舞台にした淡い恋の物語。「蜃気楼」は晩年の短編小説。湘南鵠沼を舞台に、ある平凡な一日の様子を淡々と描いている。「或る阿呆の一生」は、芥川自殺後に見つかった作品。自身の人生を振り返って書き遺されたと言われている一種の自伝である。他作品も宗教や神話を題材にした多岐に渡る作品が揃っている。
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芥川 龍之介(アクタガワ リュウノスケ)
1892年(明治25)3月1日東京生れ。日本の小説家。東京帝大在学中から創作を始める。作品の多くは短編小説である。『芋粥』『藪の中』『地獄変』など古典から題材を取ったものが多い。また、『蜘蛛の糸』『杜子春』など児童向け作品も書いている。1927年(昭和2)7月24日没。