【新刊】「コロナから国民を守ります」ぐらい言えないのか! 50代フリーライター VS 国会議員、本気で政治を語り合う。 和田靜香・著、小川淳也・取材協力『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。 』(税込1870円/2021年8月末刊行予定)

「自己責任」や「自助」という言葉が飛び交う今ーー。
コロナ禍でバイトをクビになった。生活が苦しいのは、本当に「私のせい」なのか。

ライターの和田靜香氏が国会議員とともに生きづらさの原因を探っていく新刊『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』が、2021年8月末に左右社より刊行されます。和田氏と1年間対話を続けたのは、3.5万人を動員したドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』で注目の衆議院議員・小川淳也氏。

◼️内容紹介:「私の不安」をなんとかしてほしい! 本音でぶつかり合った市民と政治家

  • 「コロナから国民を守ります」ぐらい言えないのか
  • 政治が分からないまま大人になった
  • 応援する候補者が当選したためしがない
  • この賃金でこの社会保険料はおかしい
  • 住む場所さえも確保できない
  • 「安心・安全な東京オリンピックを目指します」?                 (目次一部抜粋)

日本はこれからどうなっちゃうんだろう? 私はここで、どう生きたらいいんだろう? 願いはある。一人もとりこぼされることなく、全員があたりまえに安心できる暮らしが保証されることを。誰かが助かるために、誰かが蹴落とされないことを。今日の誰かの営みが、誰かの明日を創ることを。分かち合い、共にあることを。強く、強く、願う。私はそういう社会に生きたい。そうでないと生きることが難しい。絶対的死活問題だ。じゃあ、そのために、私はどうすればいいんだろう? それが分からなくて、知りたくて、2020年11月、私は東京の地下鉄・永田町の駅に降り立った。向かうのは衆議院第二議員会館。国会議員に、直接聞いてみることにした。
(はじめに「コロナ禍の前から私はずっと不安だった」より)

◼️著者プロフィール
著者:和田靜香(わだ・しずか)
相撲・音楽ライター。千葉県生まれ。著書に『世界のおすもうさん』、『コロナ禍の東京を駆ける――緊急事態宣言下の困窮者支援日記』(共に共著、岩波書店)、『東京ロック・バー物語』(シンコーミュージック)などがある。猫とカステラときつねうどんが好き。
Twitter:@wadashizuka

取材協力:小川淳也(おがわ・じゅんや)

国会議員。1971年・香川県生まれ。東京大学法学部卒。1994年自治省に入省し、2003年に民主党より衆議院議員選挙に初挑戦するも惜敗。2005年に初当選。現・立憲民主党所属の衆議院議員(5期/2021年7月現在)。レンチンした「おあげさん」が好き。

Twitter:@junyaog

『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。 』
著者:和田靜香
取材協力:小川淳也
刊行予定日:2021年8月末
判型:四六判並製 / 280頁
ISBN:978-4-86528-045-6 C0031
定価:1870円(税込)
イラスト:伊野孝行
装幀:松田行正+杉本聖士
商品URL:http://sayusha.com/?p=5870