「なんとなく不調」をそのままにしない!漢方の知恵で季節ごとのセルフケアを 書籍『心も体もととのう漢方の暮らし365日』発売
株式会社自由国民社(東京・豊島区、代表取締役社長・石井悟)は、2021年9月28日に書籍『心も体もととのう漢方の暮らし365日』を刊行しました。
「なんとなく体調が悪い」「季節の変わり目は不調に」「天候に健康状態が左右される」等……。慢性的な「心身の不調」にお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
- 季節ごとの漢方の知恵を365日分掲載!400ページオールカラーの令和の養生大全
本書は、中医学、薬膳の知識をベースに、季節に必要なすごし方、食べ物を紹介した一冊。生活に気軽にとり入れられる「ちょい足し漢方」として、免疫力を上げ、不調を改善することに役立つ知恵をお教えします。
著者は漢方薬局を45年経営、西洋医学の薬剤師の資格ももつ中医学のエキスパート。健康に暮らす知恵を1日1ページずつ、季節に沿って365日分、全ページオールカラーのイラストとともにご紹介していきます。
- 秋の不調に効く「ちょい足し漢方」は「辛味」と「酸味」?――書籍の中身を少しだけ紹介!
漢方の考え方では、食べ物には季節ごとに健康に良いとされる「色」と「味」があると言われています。
「秋」に摂りたい食べ物は「大根」や「生姜」等の「白いもの」と「辛い味」。五臓六腑のうち「肺」の働きをよくして秋の不調に備えることができます。ただし、「辛い食べ物」を摂りすぎると「肝」の機能を損なうことがあるため、「酸味」のある「梅干し」や「酢の物」「酸味のある果物」等を摂取して「肝」の働きもよくする必要があります。
ちなみに、「五臓六腑」の考え方は西洋医学とは異なり、「陰陽五行説」が基本理論になっています。「肝」「心」「脾」「肺」「腎」と表される五臓は西洋医学でいう「肝臓」「心臓」「脾臓」「肺」「腎臓」ではなく、役割分担を持った組織のこと。書籍の中では、このような漢方の基本の考え方についても解説しています。
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書名:『心も体もととのう漢方の暮らし365日』
著者:川手鮎子
定価:1,980円(10%税込)
判型:A5変形判
頁数:400頁
ISBN:978-4-426-12733-6
発行日:2021年9月28日
【著者】
川手 鮎子(かわて・あゆこ)
漢方薬局を45年経営、西洋医学の薬剤師の資格ももつ中医学のエキスパート。薬剤師・国際中医師(世界中医薬学会連合会認定)・生活習慣病指導士(日本ホリスティック医学協会認定)。昭和17年生まれ。東京理科大学薬学部卒業後、製薬会社開発部に勤務。昭和48年エーケー有馬薬局を開設し、その後45年間漢方相談等に従事。国際中医師の資格も取得し、ホリスティック医学協会に所属して呼吸法やアロマ、カウンセリングなど、多くの代替療法も学んだ経験をふまえ、和洋両面から心身の不調を解消する。地域への貢献も長く、主な受賞歴に、神奈川県保険功労賞受賞、川崎市保険功労賞受賞、学校薬剤師30年勤務表彰等がある。