命がけで「祖国」を守ったサムライたち。書籍『江戸幕府の北方防衛─いかにして武士は「日本の領土」を守ってきたのか』が発売 「アイヌ史観」に支配されつつある北海道。

株式会社ハート出版(本社:東京都豊島区池袋 代表取締役:日高裕明)は、江戸時代の武士たちによる国土防衛、その過酷な戦いの歴史を描いた書籍『江戸幕府の北方防衛─いかにして武士は「日本の領土」を守ってきたのか』を発売しました。

いま北海道は、日本の歴史を書き換えようとする勢力によって、「アイヌ史観」とも呼ぶべき歴史観に支配されつつある。
いわく、「アイヌは日本の先住民である」「北海道の土地は和人がアイヌから奪ったもの」「江戸時代の蝦夷地は日本ではなかった」「江戸期の北海道を『アイヌ文化時代』と呼ぼう」等々。

こうした、「北海道はアイヌのもの」とする、事実と異なる歴史の押し付けに対して著者は、膨大な資料と史実を基に、サムライたちの文字通り「命がけ」の戦いを、リアルに、そして丹念に描いていく。

極寒の北海道、前人未踏の蝦夷地を舞台に、江戸幕府、そして松前藩と東北諸藩の武士たちが、どのようにして「祖国・日本」を守っていったのか、その苦闘の歴史は、涙なくしては語れないものだ。

江戸幕府の政策を、守旧的で閉鎖的なものとしたい、いわゆる「明治維新史観」や「薩長史観」では決して判らない、本当の歴史がここにある。

また本書には、当時の日本人とアイヌが交流し、互いに協力しあう姿も描かれており、現代の、ことさらのように日本人を貶め、アイヌばかりを推す動きが、いかに歴史の事実とかけ離れたものであるかが判るのだ。

いま、日本は「歴史戦」のさなかにある。「我が国の歴史」は、いたるところで書き換えられようとしている。こうした、日本を分断し、弱体化させようとする新たな「侵略」を阻止するためにも、本書は大いに役立ってくれるだろう。

 

書名:江戸幕府の北方防衛─いかにして武士は「日本の領土」を守ってきたのか
著者:中村恵子
仕様:四六判並製・280ページ
ISBN:978-4-8024-0132-6 C0021
発売:2022.02.21
本体:1,800円(税別)
発行:ハート出版
書籍URL:http://www.810.co.jp/hon/ISBN978-4-8024-0132-6.html