世界的アニメーション評論の権威チャールズ・ソロモンによる、細田守監督作品の魅力をひもとく初の著書『THE MAN WHO LEAPT THROUGH FILM 細田守の芸術世界』が7月発売!
グラフィック社は、ディズニー作品に関する著書などで知られるアニメーション評論家 チャールズ・ソロモンによる細田守監督の作品集『THE MAN WHO LEAPT THROUGH FILM』(出版社:Abrams)の翻訳版、書籍『THE MAN WHO LEAPT THROUGH FILM 細田守の芸術世界』を、2022年7月に発売いたします。
『時をかける少女』(2006)で海外の映画祭でも高く評価され、最新作『竜とそばかすの姫』(2021)では第74回カンヌ国際映画祭カンヌ・プルミエール部門に選出されるなど、国際的に活躍する映画監督・細田守。
本書では、映像美で魅了するファンタジックな世界観ながら、心を打つ現実社会を描くその作品世界の真髄に迫ります。国際的アニメーション評論家 チャールズ・ソロモンは、細田守を世界のどこに位置づけるのか。世界のアニメーション史に、細田守とその作品群、制作拠点であるスタジオ地図とは何ものなのかを、初めて体系づけます。
- 細田守の作品世界をあますことなく掲載!
本書では、細田守の映画監督デビュー作品となる『劇場版デジモンアドベンチャー』を始めとする初期作品から、新時代の監督として世に名を知らしめた『時をかける少女』、『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』、そして最新作『竜とそばかすの姫』まで、監督作品をめぐる数百点におよぶスケッチ、絵コンテ、背景画、キャラクターデザインを紹介。作品世界の秘密と魅力を深掘りする、細田作品ファン垂涎の一冊です。
序文 ドン・ハーン
1. はじまり
2. 時をかける少女
3. サマーウォーズ
4. おおかみこどもの雨と雪
5. バケモノの子
6. 未来のミライ
7. 竜とそばかすの姫
細田 守(ほそだ・まもる)
1967年生まれ、富山県出身。『劇場版デジモンアドベンチャー』(1999)で映画監督デビュー。以後、『時をかける少女』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)を監督。2011年には自身のアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立し、『おおかみこどもの雨と雪』(2012) 、『バケモノの子』(2015)で監督・脚本・原作を手がける。2018年には『未来のミライ』(監督・脚本・原作)を発表し、第71回カンヌ国際映画祭・監督週間に選出。また、第91回米国アカデミー賞の長編アニメーション映画賞、第76回ゴールデングローブ賞のアニメーション映画賞にもノミネートされたほか、第46回アニー賞では最優秀インディペンデント・アニメーション映画賞を受賞するなど海外からも高い評価を得る。2021年には最新作『竜とそばかすの姫』を発表。第74回カンヌ国際映画祭「カンヌ・プルミエール部門」 に選出された。
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書名:THE MAN WHO LEAPT THROUGH FILM 細田守の芸術世界
著者:チャールズ・ソロモン
協力:スタジオ地図
発売日:2022年7月
仕様:A4変形 並製 総272頁
定価:3,850円(10%税込)
ISBN:978-4-7661-3633-3
http://www.graphicsha.co.jp/news_detail.html?p=47612